理学療法士(PT)の実習はうつになるほど地獄?【憂鬱な時の対処法】

理学療法士の実習が鬱になるほど辛い…こんな時はどうすればいいの?
理学療法士の実習って鬱になるレベルで辛いの?不安になってきた…実態が知りたい!

このような悩みを解決します。

理学療法士の実習が辛い学生さん、お疲れ様です。

もしかしたら、実習が辛すぎて「理学療法士になるのをやめよう…」と思っているかもしれません。

そのレベルで憂鬱なら、なおのこと本記事を参考にしてほしいです。

  • もし、実習を途中でリタイアしたら…
  • 実習が辛いときはどうすればいいの…

本記事では、上記を解説しています。

それでは、本題に入りましょう。

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理学療法士(PT)の実習はうつになるほど地獄?

結論からいうと、理学療法士の実習が鬱になるほど地獄かどうかは、担当になったSV(バイザー)によります。

ぶっちゃけ、実習が天国になるか地獄になるかは、完全に運ゲーです。

バイザーは選べませんからね。

実習では一人一人に担当のバイザーがつき、バイザーの指示のもとで実習が進められます。

バイザーが攻撃的でパワハラ気質なら地獄ですし、やさしくて気遣いができる理学療法士の鑑みたいな人なら天国です。

というわけで、理学療法士の実習すべてがうつになるレベルで地獄というわけではありませんが、ダメなバイザーを引いてしまうと鬱になるかもしれません。

理学療法士(PT)の実習でうつになる原因は、質が悪いPTが増えたから

理学療法士の実習で鬱になる原因は、バイザーに当たりはずれがあるためという話を前章でしました。

なぜ、バイザーに当たりはずれがあるのかというと、質が低い理学療法士そのものが増えたことが、原因として考えられます。

理学療法士を目指している学生さん、すでに理学療法士になっている方にとっては常識ですよね。

理学療法士養成校が乱立したことで、理学療法士の人数が爆発的に増えています。

偏差値が40の大学ですら、理学療法士養成校になっていますからね。

また、入試がない専門学校でも、理学療法士免許を取得できます。

その結果、能力が低く、人間的にも低レベルな人が理学療法士になり、バイザーになってしまうのです。

人格に問題がある理学療法士が増えたことで、学生にも悪影響がでているというわけですね。

学生さんは、まったく悪いことしていないです。

ただ、引いてしまったバイザーがダメダメだっただけ。

質が低い理学療法士がバイザーの立場を利用して、安全圏から学生に攻撃するため、学生が鬱になってしまうのです。

理学療法士の実習でうつに…なぜバイザーは攻撃的なのか心理を解説

攻撃的な理学療法士のバイザーは、なぜそんなことをするのでしょうか?

ここでは、悪徳バイザーの心理を解説します。

1つずつ解説します。

1.自分もされたから

1つ目は、自分も実習で辛いことをされたからです。

理学療法士の実習において、自分も鬱になるほど辛い経験をしたから、学生に同じことをしているというわけですね。

救いようがありませんね。

典型的なパワハラ野郎です。

理不尽なことをされるのはつらいですし、イライラするでしょうが、この人もかわいそうな経験をしたんだな…と上から目線で身も守ってあげましょう。

2.偉くなった気になっているから

理学療法士になると、患者さんから「先生」と呼ばれることが多いです。

患者さんからすれば、理学療法士も先生ですからね。

そのせいで、自分が偉くなったと勘違いする人がいます。

学生に対しても、「先生」である自分に歯向かうな!というスタンスで接するため、パワハラ的な態度を取ります。

上司に対してはへこへこし、立場が下のものに対してはめっぽう強いジャイアンタイプです。

3.立場を利用してストレスを発散しているから

理学療法士のバイザーになると、自分が神だと錯覚する人がいるようです。

なぜなら、学生は絶対に逆らわないから。

バイザーによって学生の評価が変わるので、学生は理不尽な指示にも従うほかありません。

徐々に調子に乗っていき、ありえないことや暴言を吐き散らすのです。

悪徳なバイザーは、安全圏から攻撃してマウントを取ることで、ストレスを発散しています。

理学療法士(PT)の実習でうつにならないための対処法3選

ここでは、悪徳バイザーにあたり、実習でうつにならないための対処法を3つまとめました。

鬱になってしまうと本当にやばいので、早めに対処しましょう。

理学療法士(PT)の実習でうつにならないための対処法3選

1つずつ解説します。

1.バイザーに悩みを打ち明ける

まずは、バイザーに悩みをぶつけましょう。

  • 言い方がきつくて辛い
  • 指示が不明確でわかりにくい
  • 暴言を吐かないでほしい

などなど、辛いと感じることを素直に伝えてください。

なぜなら、バイザー自身に悪気がなく、気づいていない可能性があるから。

忙しかったり、家庭で問題があってイライラして、あなたに無下な態度をとっているだけかもしれません。

そもそも、バイザーの仕事は「理学療法士の業務」であり、学生の対応ではありませんよね。

忙しい中、時間を作ってみてもらっているというスタンスを忘れないでください。

コミュニケーション不足なだけで、最高のバイザーである可能性があります。

2.先生に相談する

バイザーに相談できない場合は、学校の先生に相談しましょう。

これまでどんなことがあったのか説明してください。

バイザーがダメで実習に影響があると判断されれば、別の人が来ます。

そのためには、バイザーにされたこと、そのとき何をあなたが思ったのか記録を取っておきましょう。

証拠になります。

3.記録を取っておく

証拠を残しておくことで、悪徳バイザーから離れられるかもしれません。

バイザーのパワハラ・モラハラが認められれば、バイザーをチェンジできるからです。

ノートに直筆で記録してもよいですが、スマホなどで音声が残っているとなおよいでしょう。

ハラスメントの余地がなしと判断されれば、問答無用でバイザーは代えられます。

理学療法士(PT)の実習でうつになった…実習リタイア後の選択肢は?

理学療法士の実習でうつになった場合、リタイアする方も多いでしょう(うつ病の診断が出ているか、思い込んでいるだけかは置いておいて)。

もし、リタイアすることになった場合はどうなるのかというと、救済措置として「追加実習」があります。

前回の実習はダメだったけど、理学療法士にはなりたい!という方は、学校の先生に追加実習の相談しましょう。

課題でOKの場合もある?など聞きましたが、筆者がいた病院に来ていた学校では、課題+追加実習という形式でした

追加実習に加えて、追加実習に関する課題も新たに提出するという形ですね。

課題だけの事例は見たことがありませんが、学校やその人の状況にもよると思うので、まずは先生に相談することをおすすめします。

今回ははずれのバイザーを引いてしまったかもしれませんが、追加実習では事情がバイザー側にも伝わるので、円満に終えられるでしょう。

理学療法士になることをあきらめなくていいんですよ。

まとめ:理学療法士の実習でうつになる原因はバイザーがほとんど

理学療法士の実習で鬱になる原因は、ほとんどがバイザーです。

本当に、バイザーの当たりはずれは激しいので、もはや運ゲーですね。

もし、はずれを引いてしまったら、彼らのいうことは真に受けずに実習を続けましょう。

辛辣で心がえぐられるようなことを平気で言う人もいます。

そういう人は、心が貧しくて、自分に自信がないからそういうことをするのです。

いちいち、あなたが気にかけてあげるレベルの人間ではないので、スルーしましょう。

本当につらかったら、学校の先生に話して追加実習という手もあります。

無理せず生きましょうね。

今回は以上です。

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