理学療法士を辞めるならいつがいい?ベストなタイミングは?
理学療法士が転職するなら最適なタイミングはいつ?
このような悩みを解決します。
理学療法士を辞めるならどのタイミングが良いのか、退職・転職したい方は大いに悩むと思います。
結論から言うと、理学療法士を辞めるなら3月か9月がベストタイミングです。
しかし仕事が辛いならすぐにやめるべきですし、会社都合なんて無視でOKです。
おすすめは3月と9月ですが、結局は自分が辞めたいタイミングで理学療法士を辞めていいです。
本記事では、理学療法士を辞めるタイミングで3月か9月がおすすめの理由や退職時の注意点をまとめたので、辞めるタイミングで悩んでいる方は参考にしてください。
理学療法士を辞めるタイミングは?【結論:自分のタイミングでOK】
すでに申し上げた通り、理学療法士を辞めるタイミングで最適なのは3月か9月です。
ただ、3月か9月が理学療法士を辞めるタイミングで最適なだけであって、「絶対に3月か9月が良い」というわけではありません。
理学療法士はまじめな方が多いので、3月か9月と書いてしまうと「あと5か月か…頑張らなきゃ…」と思う人もいますが、そうではないです。
あくまでも、理学療法士をやめるベストタイミングが3月か9月というだけなので、やめたいと思ったらすぐにやめていいのです。
特に、理学療法士をしていて本当につらい方は、むしろ今すぐやめるべき。
なぜなら、終身雇用はとっくに崩壊しているだけでなく、理学療法士が同じ職場で頑張り続けることにメリットがないからです。
それならば、転職して次の職場に移り、自分が働きやすい環境を見つけることが得策ではないでしょうか?
理学療法士は転職に強いので、転職を重ねることができます。
同じ職場にいても給料は増えません。詳しくはこちらをご覧ください。
転職を続けて給料を増やす方が何倍も稼げます。
給料を上げつつ、嫌いな人や職場から逃げられるため、嫌ならすぐに退職するのがベストタイミングです。
理学療法士を辞めるタイミングでおすすめは「3月か9月」ですが、結局は「自分のタイミング」での退職がベストでしょう。
理学療法士なら1年目で転職してもやっていけるので、遠慮する必要はありません。
理学療法士を辞めるタイミングは3月か9月がおすすめな理由
理学療法士を辞めるタイミングは3月か9月がおすすめな理由は以下の3つです。
求人が増えているから
3月と9月は、求人が増える時期です。
あらゆる業界で退職と入職の時期だからですね。
理学療法士においても同様なので、3月か9月は退職・転職しやすいタイミングといえます。
辞める人が多いから
3月と9月は、理学療法士でやめる人が多い時期に当たります。
自分以外にもやめる人が多いため、「周りに迷惑かかるんじゃ…」という不安を覚えずに退職できるでしょう。
新しく入ってくる人も多い時期なので、3月と9月は理学療法士の円満退職時期にむいています。
会社にとってもよいタイミングだから
3月と9月は、会社側にとっても対応しやすい時期です。
なぜなら、全国的に人材が動くタイミングだから。
毎年のことなので、人事としては恒例行事みたいなものなのです。
つまり、会社にとっても「やりやすい」時期なので、理学療法士を辞めるタイミングとして向いています。
理学療法士を辞めたいと思うタイミングで多い3つのパターン
理学療法士を辞めたいと思うタイミングは、だいたい決まっています。
どんな人でも似たようなタイミング・理由で理学療法士を辞めたいと思っているので、チェックしてみましょう。
労働環境が悪い
理学療法士を辞めたいと思うタイミングの1つ目は、労働環境が悪いと感じた時です。
- 休みが取れない
- 上司がパワハラ気質
- 指導者がいない
上記のようなことが多いです。
働きにくければ辞めたいと思うのは当然でしょう。
やりたいことができない
理学療法士を辞めたいと思うタイミングの2つ目は、やりたいことができない時です。
リハビリ職は、専門分野がわかれています。
理学療法士の多くは特定分野のリハビリに関わりたくて理学療法士になっているはずです。
それなのに、入職して数年経ってもやりたくないことができていないと、職場に対する不信感がでてきます。
やりたいことができない状況が続くと、理学療法士を辞めるタイミングが近づいていると言えるでしょう。
残業が多い
理学療法士を辞めたいと思うタイミングの3つ目は、残業が多い時です。
残業が多いと自分の時間や家族・恋人と過ごせなくなり、仕事に対するモチベーション維持ができません。
また、リハビリ職には、残業代が出ないこともあります。
いわゆる「サービス残業」です。
サービス残業ほどやる気をそがれることはありませんよね…
というわけで、残業や「サービス残業」が多すぎると、理学療法士を辞めたいと思うタイミングになるでしょう。
理学療法士を辞めるタイミングですべき3つのこと【円満退職のために】
理学療法士を辞めるタイミングですべきことは下記の3つです。
なるべく早め(3か月前)に連絡する
理学療法士を辞めるなら、なるべく早めに上司や人事に連絡しましょう。
企業によっては1か月前という規定の場合もありますが、できれば3ヶ月前に辞めることを伝えておいた方がいいでしょう。
企業からすれば、早く連絡をくれていると人員補充に素早く取り組めます。
円満退職したいなら、なるべく早めに連絡しましょう。
引継ぎを早めに済ませておく
退職にともなう引継ぎは早めに済ませておく方がいいです。
継ぎを早く済ませれば、転職活動や各種手続きなどがやりやすくなります。
引継ぎされる側にとっても早く教えてもらったほうが都合がいいでしょう。
さらにタイミング以外にも、「伝え方」がポイントになります。
円満に退職したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
転職活動を始める
理学療法士を辞めるタイミングで、すぐに転職活動を始めることをおすすめします。
なぜなら、転職活動は情報戦だから。
情報を知っているかどうかで「理想の職場に就けるか」が決まるため、早く動かないとそれだけでチャンスを見逃しています。
むしろ先に転職活動を始めて、内定が出てから退職の連絡してもいいくらいです。
とにかく転職は早い者勝ちなので、退職したいと思ったらすぐに行動することをおすすめします。
理学療法士を辞めるタイミングでおすすめしない時期は?
理学療法士を辞めるタイミングとして、基本的にNGなタイミングはありませんが、避けた方が良い時期はあります。
患者が増える時期
理学療法士を辞めるタイミングでおすすめしないのは、患者が増える時期です。
患者が増えるということは、それだけスタッフが必要になるということ。
繁忙期に辞めると迷惑をかけてしまうため、あなた自身の評判が落ちてしまいます。
円満に退職するためにも、繁忙期に辞めてしまうのはできるだけ避けましょう。
求人数が減る時期
求人数が減る時期も、理学療法士を辞めるタイミングでおすすめしません。
なぜなら、転職先を見つけにくいから。
退職はあっさりできても、転職先が見つからないと意味がありません。
転職しやすい時期は求人が多い時期で、
- 1~3月
- 7~9月
地域や職種によってばらつきはありますが、大体は上記の時期です。
スムーズに転職するためにも、できるだけ上記のタイミングで転職を狙ってみてください。
他の人が立て続けに退職した後の時期
他の人が立て続けに退職した後も、理学療法士が辞めるタイミングとしておすすめしません。
なぜなら、人が減ると残った人の業務内容が増えるから。
10人スタッフがいたとして、5人が辞めたとします。
そうなると、10人でしていた業務を5人で回すことになり、単純計算で2倍働かなければなりません。
1人目はあと腐れなく辞められますが、5人目になってくるとやはり円満退職は厳しくなってしまいます。
引き止められるリスクもあるため、立て続けに退職した後のタイミングは、辞めるタイミングとしておすすめしません。
理学療法士を辞めたい…本当に辛いなら今すぐ辞めていい
回復期病院で採用担当していた私だからこそ、お伝えしたいことがあります。
それは、理学療法士が本当に辛いなら、「今すぐ辞めていい」ということです。
理学療法士を辞めるタイミングとしておすすめなのは3月と9月ですが、わざわざこの時期に合わせる意味なんてありません。
理学療法士を辞めるベストタイミングは人それぞれです。
理学療法士はリハビリ以外にやるべきことが多すぎます。
さらに、医師や看護師、同僚との問題もありますし、委員会もあれば、数多くの実習生対応もあります。
理学療法士が辛い人は、職場そのものに問題があるかもしれません。
それに加えて、あなたがそもそも理学療法士が向いていない可能性もあるのです。
職場を変えただけで心が軽くなり、業務量もかなり減って穏やかになれた人を、私は何人も知っています。
理学療法士は本当に転職に強い職業です。
理学療法士を続けてもOKですが、一般職に変えることもできることもぜひ覚えていてください。
まとめ:理学療法士を辞めるタイミングは自分で決めていい
理学療法士を辞めるタイミングでおすすめの時期は3月と9月です。
しかし、これはあくまでも目安。
理学療法士を辞める本当のベストタイミングは、あなたが辞めたいと思った時期です。
理学療法士の転職先はいくらでもあります。
辛いと思ったら、先に退職してしまい、少し休んでから転職活動を始めても十分間に合います。
どうか、仕事で心と体を壊すことがないようにしてくださいね。
今回は以上です。