理学療法士をやめたい…本当に辛くてもう無理…でもやめてもいいのかな?
理学療法士をやめたいけど、やめても大丈夫なの?
再就職できるか不安だし、どうすればいいの?
このような悩みを解決します。
理学療法士って、本当に大変な職ですよね。
患者や上司、後輩、医師、看護師など、関わる相手が多いですし、業務量も年々増えていきます。
人間関係で悩み、転職する方はかなり多いですが、無理もないと思います。
結論からいうと、理学療法士をやめたいと思ったら、やめちゃってOKです。
やめたところで次の職場がすぐに見つかるからですね。
特に、人間関係で悩んで退職したいと悩んでいる方や、待遇(給料や休みやすさ)がやめたい理由なら、すぐにやめることをおすすめします。
理由はこちらの記事で解説しています。サクッとやめることが最善の解決法なのです。
理学療法士はやめとけと言われている事実もありますし、「今」が将来も安定して、穏やかに働くためのチャンスといえます。
今回は、理学療法士をやめたい…と悩んでいる人が抱えがちな、あらゆる不安を解消する記事を書きました。
理学療法士をやめても大丈夫という事実がわかります。
これ以上、辛い環境にとどまったり嫌な思いをしたくない方は、ぜひ参考にしてください。
理学療法士をやめたい…9割が知らない「今」転職すべき3つの理由
理学療法士を辞めたい…でもやめてもいいのかな、やめても就職できるのかな…
このように悩んでいる方は、「今」辞めることで得をするかもしれません。
退職という選択が、あなたの人生にとってプラスになるということです。
本章では、そう言える理由を解説します。
9割というのは、僕が人事として接してきた中で、10人中9人は下記の3つを知らなかった事実がベースにあります。
毎年理学療法士は増えている
1つ目の理由が、理学療法士は増え続けているためです。
転職は、1つのパイを数人で奪い合う争奪戦なので、ライバルが少ない方がいいというわけですね。
日本理学療法士協会(2022年9月確認)によると、理学療法士の全体人数は133,133名でした。
2025年には、20万人近くまで増えることがわかりますね。
人口が減っていくため、理学療法士の求人数も減少していくはずです。
一方で、理学療法士の数は増え続けるということは、倍率が高くなるということですよね。
つまり、数年後に転職するより理学療法士が少ない「今」のうちに転職するほうが、簡単といえるでしょう。
将来的には間違いなく人員削減が行われる
2つ目の理由が、将来的には間違いなく人員削減が行われるためです。
そのうち、技術革新の影響で必要な理学療法士の数が減るとされています。
ITの進化で人間の仕事が奪われるという話を聞いたことがあると思います。
しかしそれは、医療業界でも同じです。むしろ、ガッツリ削られます。
詳細は、こちらでまとめていますが、AIに仕事を奪われる未来はほぼ確定です。
つまり、これまではふつうに働けていた理学療法士は、これまでと同じようにしていると、食べていけない事態になってしまうということですよね。
AIなどのIT技術を使える理学療法士が、これからの時代では求められます。
解雇されない理学療法士とは、特定分野に専門性があったりスキルがあったりと、何かしらの強みがある理学療法士のことです。
そのため成長できない環境にいる場合は、すぐに転職したほうが良いでしょう。
成長できなければ、普通のどこにでもいる理学療法士にしかなれず、クビになる可能性が高いです。
周りが気づいたときは手遅れ
3つ目の理由は、周りが気づいたときは手遅れだからです。
周囲が騒ぎ出したころは、情報がかなり遅れています。
つまり、そのタイミングで動いても対処できないというわけです。
周りが気づいて行動してしまうと、さらに競争が激化します。
先に、ひっそりと動いておくことで、スムーズに転職することができます。
早めに行動を起こすことをおすすめします。
【経験談】理学療法士をやめたい…今すぐやめたほうがいい人の心身症状
ここでは、理学療法士をすぐに辞めたほうがいい人の特徴をお伝えします。
私の人事経験をもとにまとめました。
心身が限界で、うつ病になりかけている人の症状と同じですね。
眠れない
症状の1つ目が、眠れないことです。
ストレスや疲労、不安感などが原因で眠れなくなっていると思われます。
すでにかなり追い込まれているので、すぐに退職することをおすすめします。
これ以上無理をすると、うつ病や不安障害、適応障害といった精神疾患にかかるためです。
実際に、眠れなくなった人の多くは仕事で多大なストレスを受けており、退職することが多いです。
食欲がない
2つ目の症状が、食欲がなくなることです。
ストレスや疲労によって食欲がなくなっています。
このままいくと栄養失調になるだけでなく、心の病にもかかるでしょう。
食欲がないというのは、体の疲労だけでなく、心も疲弊しきっていることが多いです。
仕事のことが頭から離れない
3つ目の症状が、仕事のことが頭から離れないことです。
休日でも仕事のことを考えてしまい、休まらないということがたまにはあるかもしれません。
常に追い込まれているような不安感にさいなまれているとしたら、かなり危険な状況です。
「最近、仕事のことで常に頭がいっぱい」
「仕事ばかりで、趣味も楽しくない」
このようになっていたら、うつの一歩手前だと思ってください。
退職をおすすめします。
例え就職してから半年など短期間であっても、辞めても問題はありません。
理由が正当ならネガティブな評価にならないからです。
詳細はこちらの記事でまとめていますので、参考にしてください。
心身の疲弊は退職理由として正当なので、ご安心ください。
ストレスを自覚している
4つ目の症状が、ストレスを自覚していることです。
ストレスには、自覚できるものとできないもので2種類あります。
自覚のないストレスとは、比較的軽度なものが多いです。
日常生活では、掃除や洗濯など、やりたくはないけど簡単にできるし、仕方なくやっているものですね。
自覚があるストレスとは、怖い上司に呼び出されただけで冷や汗が出たり、心臓がバクバクして呼吸が浅くなったりと、意識的に心身の変化がわかるものをいいます。
特定のだれかと接したり、業務を行うことでネガティブな変化があり、恒常的に経験している場合は、ストレスが溜まり続けていることを意味します。
異動申請をするなりして、環境を変えなければ危険です。
何もやる気が起きない
5つ目の症状が、何もやる気が出ないことです。
趣味にやる気が出なかったり、大好物を食べる気がなくなったりしたら、うつ病の直前の可能性が高いです。
何もやる気が出ない状態の方は、すぐに心療内科や精神科に行くことをおすすめします。
診断書を出してもらえれば休業や退職ができますし、手当も付きます。
先のことは考えずに、今の仕事を辞めてください。
自分の健康を第一に考えて、逃げていいのです。
こちらの記事では実際に使える退職理由をまとめているので、参考にしてください。
理学療法士をやめたい…1年目でも安心してやめられる理由
理学療法士をやめたいと思っても辞められない人の多くは、先のことが不安だからだと思います。
でもご安心ください。
理学療法士なら、1年目であっても再就職できます。
理由は下記の3つです。
- 理学療法士は転職に強いから
- 理学療法士は転職に失敗しても復職しやすいから
- 若手はどこの施設もほしいから
簡単にいうと、理学療法士は転職に超強いです。
理学療法士の皆さんが思っている以上に、理学療法士は転職に強いので、あっさり退職してサクッと転職できます。
あなたの職場にも転職してきたのにあっさり辞めた方がいたと思います。
転職してきたのにすぐに辞めた理由は、すぐに再就職できるからです。
「この職場なんか合わないな」
「上司がモラハラかもしれない」
「給料が安い」
こんな感じで退職しても、理学療法士ならすぐ転職できるので、さっぱりやめて大丈夫です。
また、転職エージェントに任せて放置でも転職できるほど、転職のハードルが下がっていることも事実ですね。
転職エージェントは無料で利用できる転職サービスで、自分の希望を伝えるだけで求人を見つけて紹介してくれるサービスです。
普段は仕事で忙しい人でも、転職サービスを使えば理想の転職を素早く成功させることができます。
特に理学療法士は転職に強い職業なので、転職サービスと合わせると転職が比較的簡単なのです。
転職が難しくないことは、こちらの記事でも紹介しています。
理学療法士をやめたい…やめた後の選択肢は?どこで働ける?
それでは、理学療法士の就職先としてどこがあるのか、気になりますよね。
理学療法士の場合、病院以外の選択肢も豊富です。
個人的には、病院以外で就職することをおすすめします。
なぜなら、待遇が病院より良いケースがあるためです。
病院は人気なので、待遇が悪くても勝手に人が集まるんですよね。
しかし、病院以外では人が足りないこともよくあるので、給与が高かったり、昇給スピードが早かったりします。
食わず嫌いせずに、病院以外の選択を持ってはいかがでしょうか?
病院以外の就職先は、こちらの記事でまとめています。
理学療法士には一般企業という選択肢もある
理学療法士には一般職という選択肢もあります。
なぜなら、理学療法士の知見を活かしてサービス開発をしたい企業が増えているためです。
リハビリなど、普通の理学療法士がするような業務は行いません。
しかし、資格手当として毎月数万円がでるので、資格が無駄にならないんですよね。
詳細は、下記の記事でまとめているので参考にしてください。
理学療法士にこだわらなくても、理学療法士の免許は活かせます。
理学療法士が勝ち組になるなら訪問リハビリがおすすめ
理学療法士なら、20代であっても年収500万円超えになれるといったら、驚きませんか?
実はこれ、事実です。
理学療法士なら、訪問リハビリに転職することで、年収500万円を超えます。
それも、20代の若手であってもです。
訪問リハビリが稼げる理由は、インセンティブ制度があるから。
インセンティブ制度とは歩合制のようなもので、やればやるほど稼げる仕組みのことです。
医療保険ではなく介護保険ということもあり、高単価なため、無理なく働いても稼げます。
そのため、お金に不満や不安があって理学療法士をやめたいなら、訪問リハビリへの転職をおすすめします。
詳細は、勝ち組PTに聞いた!最も簡単に理学療法士が勝ち組になる方法でまとめているので参考にしてください。
理学療法士をやめたい…辞める時期はいつがベスト?
理学療法士をやめるにしても、いつがいいのかわかりませんよね。
基本的には「やめたいと思ったとき」がベストタイミングです。
退職は早い方が良いですが、一方で今すぐ辞めないほうがいい人もいます。
そんな人はどのタイミングで辞めるのが一番いいのか、気になる方はこちらの記事を参考にしてください。
理学療法士をやめたいけど不安…後悔しないためにすべきこと
理学療法士を辞めることは、不安ですよね。
転職できるといっても、経験したことがなければ怖いと思って当然です。
本章では、不安を解消するためにすべきことをまとめたので参考にしてください。
下記3つが、不安を消すポイントです。
- 理学療法士を辞めたい理由を明確にする
- 理学療法士を辞めて何がしたいのか考える
- 転職活動を早めに始める
詳細は、こちらでまとめているので参考にしてください。
より確実に転職を成功させたい方は、下記の記事もぜひ参考にしてください。
転職に失敗する人を知れば、どうすれば成功できるかわかります。
他者の失敗から学びましょう。
まとめ:理学療法士をやめたいならやめていい。準備しておくことが重要
理学療法士をやめたいと悩んでいる方が抱えがちな不安を解消するための内容でした。
もし、あなたの悩みや不安が解消され、人生がよりよい方向へ向かえそうなら幸いです。
繰り返しますが、理学療法士をやめたいと思ったら、やめていいのです。
理学療法士は転職に強いですし、あなたが輝ける場所が「今の職場」ではないだけだからです。
偶然今の職場があなたに向いていないだけなので、思い悩んだりせずに、さっさと次に移りましょう。
行動を起こすことが、不安や悩みを解消するための第一歩になるでしょう。
今回は以上です。