知らないとヤバい!言語聴覚士が生き残るためにすべき対策と将来性

言語聴覚士が生き残るためには何をすればいい?そもそもSTの将来性はないの?
言語聴覚士に求められるものって何?将来も働けるようになりたい!

このような悩みを解決します。

言語聴覚士には将来性がないとか言われると不安になりますよね。

結論から言うと、言語聴覚士に将来性はあります。

しかし、全員が言語聴覚士として生き残れるわけではないので、将来性がないとも言われているんです。

競争が激しくなるうえに、給料面でも希望がないので、将来性がないと考えられています。

「言語聴覚士はやめとけ」なんて言われていますからね

詳細は、言語聴覚士はやめとけ?STの現実と本音からやめたほうがいい理由を解説でも解説しているので参考にしてください。

本記事では、言語聴覚士の将来性は本当に大丈夫なのか、また言語聴覚士として生き残るためにはどうすればいいのかをまとめました。

将来が不安な方は、ぜひ最後までご覧になってください。

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言語聴覚士に将来性はない?生き残るためにはどうすればいい?

結論から言うと、言語聴覚士に将来性はあります。

なぜなら、高齢社会である限り言語聴覚士の需要が尽きることはないためです。

また、事故に遭った方のケアも仕事であるように、言語聴覚士の果たす社会的な役割も大きいですよね。

人々から求められているうえに、需要は尽きないという意味で、言語聴覚士の将来性はあるといえます。

でも、言語聴覚士って少ないじゃん!と思った方もいるでしょう。

言語聴覚士が少ない理由は需要のなさ?STの将来性を元人事が解説でまとめていますが、言語聴覚士が少ない理由は需要のなさではありません。

れっきとした理由があるので、不安になる必要はありませんよ。

では、なぜ「言語聴覚士の将来性がない」とか、「理学療法士が生き残るためには?」なんて言われているのか気になりますよね

それは、将来的にすべての言語聴覚士が必要とされるわけではないためです。

将来的には、100人中100人が言語聴覚士として求められる時代ではなくなり、一部のSTに需要が集中すると考えられます。

つまり、「言語聴覚士」という職種に将来性はあるが、全員が言語聴覚士として働けるというわけではないということです。

言語聴覚士免許があるのにSTとして働けない未来が現実味を帯びてきたため、言語聴覚士は生活できないなんて言われるようになっています。

では、どのような言語聴覚士が将来も求められるのか、次章で解説していきますね。

知らないとヤバい!言語聴覚士が生き残るためにすべき対策

それでは、言語聴覚士が生き残るためにはどうすればいいのでしょうか。

ここでは、10年後も言語聴覚士として生きていくために、今からできる対処法をご紹介します。

1つずつ解説しますね。

「認定言語聴覚士」になる

言語聴覚士として生き残るための対処法の1つ目が、認定言語聴覚士になることです。

認定言語聴覚士とは、日本言語聴覚士協会が作った資格制度のことをいいます。

言語聴覚士になったあとも研鑽を積み、より質の高い言語聴覚士になることを目的とした資格制度です。

認定言語聴覚士になるメリットは、他の言語聴覚士よりも優れていることが証明できることにあります。

資格を持っているだけで差別化になるので、言語聴覚士として生き残るためにはもってこいの資格です。

認定言語聴覚士になるためには下記3つの条件を満たした上で、試験に合格する必要があります。

  1. 満5年以上の臨床経験があること
  2. 生涯学習プログラムを修了すること
  3. 協会会員であること

「生涯学習プログラム」に関しては、日本言語聴覚士の公式サイトを参照してください。

認定言語聴覚士は、一定の経験を積んだ言語聴覚士がさらに研鑽を積むことでしか取得できない資格です。

そのため価値が認められており、将来も生き残る言語聴覚士になるために有効な方法と言えます。

言語聴覚士協会の活動に積極的に参加する

対処法の2つ目が、言語聴覚士の協会活動に、積極的に参加することです。

定期的に開催されている学会や勉強会に参加して、知識や技術を身につけることが目的ですね。

協会活動に参加している言語聴覚士自体が少ないため、差別化できます。

また、活動に参加する人との人脈を作れる点もメリットでしょう。

知識・技術の改善を続けて専門スキルを磨く

3つ目の対処法が、知識・技術の改善を続けて専門スキルを磨くことです。

理由は言われるまでもないですよね。

社会に求められる言語聴覚士は、何かしらの専門分野を持っています。

専門スキルを磨き、「〇〇といえば〇〇さん」とまで言われるようになれば、将来も余裕で言語聴覚士としていきていけるでしょう。

もし、今の環境で成長できなかったり、身につけたいスキルが身につかないなら、転職すべきですね。

理学療法士以外のスキルを身につける

4つ目の対処法が、理学療法士以外のスキルを身につけることです。

言語聴覚士としてのスキルを身につけることが重要ですが、言語聴覚士とは関係ないスキルも強みになります。

なぜなら、他の言語聴覚士と差別化できるからですね。

一見すると全く関係ないようなスキルであっても、言語聴覚士とかけ合わせれば需要があります。

例えば、WEBライターです。

言語聴覚士の知識を記事にすることが仕事になりますが、医療従事者で記事をかける人はほとんどいません。

それゆえ、需要があります。

言語聴覚士としてのスキルを磨くことは大事ですが、言語聴覚士以外の道も模索しておくことで、生き方の幅が広がるでしょう。

ライティングスキルは、副業で身につきます

副業ブログというやつです。

ブログは誰でも始められる副業として大人気ですし、収益化できればブロガーの道もできます。

ブログのメリットやデメリットは、言語聴覚士に副業ブログはおすすめ?メリット・デメリットを解説を参考にしてください。

副業を始めて収入源を複数持つ

5つ目の対処法が、副業をはじめて収入源を複数持っておくことです。

なぜなら、言語聴覚士の給料が増える可能性はほとんどないから。

増えない理由は、言語聴覚士の給料が安い5つの理由【STはやめとけの根拠を暴露】でまとめているので、ぜひご覧になってください。

収入源を複数確保しないとヤバいとわかるはずです。

言語聴覚士なら非常勤でも稼げるので、周りが動く前に行動したいですね。

言語聴覚士の資格を活かせる副業は、言語聴覚士におすすめの副業10選!【ST資格を活かす&在宅副業】でまとめているので参考にしてください。

転職する

6つ目の対処法が、転職することです。

なぜなら、身を置く場所(職場環境)によっても、生き残れるかどうか変わるから。

大企業と中小企業では、資金力(体力)が違いますよね。

どちらのほうが強いかは明白でしょう。

上司や先輩の姿を見て、これじゃあ生活がきつそうだな…と思ったら転職のサインです

今の職場では成長が見込めないようでしたら、転職することをおすすめします。

また、言語聴覚士で年収500万円は簡単!STが効率的に稼ぐ方法で解説していますが、言語聴覚士なら20代で年収500万円は現実的です。

環境を変えるだけで全然違います。

生き残るために言語聴覚士が求められるものは「適応力」

言語聴覚士が生き残るために必要な能力をザックリ言えば適応力です。

なぜなら、今はまさに時代が変遷していく過程にあるから。

5GやAI、メタバース、WEB3.0など、聞きなれないIT用語が飛び交っていますよね。

これは、今まさにIT革命が起きている最中だからです。

そしてこの大きな波は、リハビリ業界にも影響してきます。

AIが人の代わりに診断するシステムが良い例ですね。

人間より正確に、素早く診断できるのがAIの強みです。

リハビリ業界においては、これまで療法士や言語聴覚士がしてきたことをAIが代替することが確定しています。

つまり、時代に適応してAIと共存できる言語聴覚士が、これからの時代に求められるのです。

AIやIoTが医療現場に導入されても、使えなければ意味がありません。

だからこそ、医療現場ではITを使いこなせる人材を欲します。

現時点で、AI×リハビリに関する知識をインプットしておくだけでも、他のSTと差別化できるでしょう。

ただ、職場や地域によって求められるものは違います。

だからこそ今のうちから自分の周りを見て、備えておくべきなのです。

言語聴覚士として生き残るためにできることはすぐやろう【残された時間は少ない】

言語聴覚士として残るための方法はご紹介したとおりです。

しかし、あまり時間は残されていないので、すぐ行動することをおすすめします。

なぜなら、時間は止まってくれないから。

毎年のように言語聴覚士は増えますし、技術の進化も待ってくれません。

企業は高齢社会に備えて、IT化を促進していますからね。

生産年齢人口の不足が深刻化する「2030年問題」が1つの目途ですが、2030年になってからでは手遅れなのは、言われるまでもないですよね。

5年前に当たる2025年が1つの目安です。

また、周りに合わせることも避けるべきでしょう。

「まだ周りは何もしていない。だから自分も平気」と考えている時点でヤバいです。

自分と他人は能力が違います。

天才と凡人では、同じ時間でも成果が天と地ほど広がります。

幸いにも、現時点では行動を起こしたもの勝ちなので、こっそり動き始めましょう。

まとめ:言語聴覚士として生き残ることにこだわらなくていい【一般職もアリ】

言語聴覚士が生き残るためにすべきことや将来性についてまとめました。

何をすべきかはわかったと思いますが、なにも言語聴覚士にこだわる必要はありません。

言語聴覚士の転職先は一般企業もアリ?【他職種の転職先実例と注意点】で解説していますが、言語聴覚士の資格を活かせる一般職があるためです。

言語聴覚士が将来的に厳しくなるのは事実ですし、競争が高まりますからね。

言語聴覚士として働かなくても、言語聴覚士の資格を活かせる職はあるんですよ。

言語聴覚士が働ける職場は、言語聴覚士の病院以外の就職先ランキング|STの資格を活かした仕事一覧でまとめています。

言語聴覚士を続けるにせよ、職場を変えるにせよ、言語聴覚士をやめるにせよ、残された時間は多くありません。

将来が不安だからこそ、不安を打ち消すために行動が必要なのです。

今回は以上です。

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